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鬼平犯科帳 鬼平罷り通る 三嶋山燈

鬼平犯科帳外伝

刺青

   およね


ここは上野池之端のけころ茶屋提灯店(みよしや)二階
伊三次がねぐら同然にしている茶屋で、贔屓(ひいき)はおよね、
本人同士は知る由もないが、子供の頃およねの母親に
一時一緒に育てられたこともあり、何故か馬が合い他人という間柄ではない。

そのことを平蔵が読み取り
「「お前ぇおよねに惚れてるな?何なら女房にしろ。
おれが世話を焼いてやってもいいぞ」
と言っておよねにやれと金子二両を紙に包んで伊三次に手渡した。

役宅を出た伊三次はにやりと笑いながら嬉しそうに歩き出す。
途中猫じゃらしを売っている店があったので立ち寄り一つ買い求める。

「十六文です」に
「釣りはいらねぇよ」
と片手に猫じゃらしをぶら下げて小走りに駆け出す。

「女房かぁ・・・・・およねをねぇ、そらぁ出来ねえ相談じゃねえが、
とても俺一人じゃ持ちきれねえやな」
と笑った、そんな間柄でもある。

「なんでぇお前ぇおたふくみてぇな面して、よくもまぁ客の前に出れたもんだぜ」

「でもねぇ伊三さん そのお客があん時にさぁ・・・・・」

「ばかやろう客に客の色話をするなんざぁ女郎(おんな)のするこっちゃぁねやぁ、
こっちにとっちゃぁ面白くもおかしくもねぇじゃァねぇか」。

「だってさぁ、左の腕に変なアザがあってさぁ、それをあたしが触ったら、
いきなりあたしをぶってさ、こんな顔になっちまったんだよぉ」

この日平蔵は本所菊川町の役宅から清水御門前の火付盗賊改方役宅に帰ろうとしていた。
一時ほど前に朝熊の伊三次がやってきて

「「長谷川様、およねのやつが見たっていうアザの話でござんすが・・・・・・」

「刺青ではないのかえ?」

「へぇ あっしもそう睨みやして聞いたみんでございやすよ、
するとあのバカ 良くは判らねぇようでしたが、どうもサの字のようで・・・・・・」

「フム サ・・・・か・・・・・
そいつぁ佐渡金山の仕置だと想われるがな、佐渡だと十年の水替え人足、
一昼夜勤務の隔日交代がお定めの刑罰。

島抜けは先ず考えられまい、一旦入ぇれば戻れねぇ島、
江戸に居るとなるとお勤めを終わった者かご赦免になった者、
だがこの所ご赦免はねぇ、で、年格好は判っておるのか?」

「それが初めての上がりとかであのバカ良く覚えてねぇようで、
ただ五十前位ぇのようでござんすが」

「うむ それだけではなんとも読めねぇが、
ちょいと歯には挟まったような気分だなぁ伊三次」

「へぇ 全くで」
刺青いろいろ


こうしてこの度の事件は始まったことをまだ平蔵も気づいてはいなかった。

清水御門前の火付盗賊改方に戻るその前に二ツ目の軍鶏鍋や五鉄に立ち寄ってみた。

「長谷川様いらっしゃいませ!」
いつも元気なお時の声に出迎えられいつものように二階へ上がってゆく、
そのあとを(待ってました)と相模の彦十が付いて上がる。

いつものようにおねだりするのを気遣って主の三次郎が
「とっつあん!」と制するが

「気にしえぇ気にしねぇ!」と、軽やかに上がってゆく。

「しょうがねぇとっつあんだ」と言う苦笑いを背に

「おとき 二~三本持ってきてくんな」
とすでに懐も準備万端というふうである。

「おう 彦!何か変わったことはねぇかい?」
と聞かれて彦十

「さいですねぇ・・・・・ここんとこ暇をもてあそんで、
ちょいと脂の匂いでもなぁんてね」

「おいおい お前ぇまだその元気があるのかえ?」
からかい半分に皺くちゃな彦十の顔を見る。

「やだなぁ銕っつあん!それにご無沙汰するようじゃぁもういけませんやぁ、
痩せても枯れても相模の彦十まだまだすてたもんじゃぁござんせん
(老武者は佐々木の勢いかりるなり)ってねぇ」

「ほ~ いもりの黒焼もお前ぇに掛かっちゃぁおしまいだなぁ、
どっちも干からびてらぁ、あっはっは」

「あ~っ そいつぁちょいと言い過ぎってぇもんでござんしょう」
彦十頭を一つ打って懐盃を差し出す。

この引き合いに出された佐々木は源義経の配下の勇猛果敢な武将佐々木信綱
「四つ目屋は得意の顔を知らぬなりけり」
と古川柳に引き合いを出された家紋が4ツ目結びの薬師問屋で、長命丸・女悦丸・
イモリの黒焼きが名物であり、店内を薄暗くし、客の顔を見えにくくする配慮が
あったことを伺わせる。
佐々木信綱

「なぁ彦!伊三次から入ぇった話だがな、佐渡から流れてきた奴の話は聞かねぇかい?」

「佐渡でござんすかい?あの・・・・・」

「そうよ佐渡金山から帰ぇって来た奴の話は耳にしていねぇかい?」

「さぁてねぇ・・・・・・そいつがどうかしやしたんで?」

「いや たちまちどうしたってぇんじゃァねえんだがな、
ちょいと耳に留めておいてくれねぇか」

「がってんしょうち!」
ともう一杯・・・

そこへお時が盆を運んできた。

「おっ 今日は何んだえ?」
平蔵の弾んだ声をすぐ階段から五鉄の主人三次郎の声が追いかけてきた。

「長谷川様、本日は青褐汁(あおかじる)でございます」

「ほ~青褐汁とは又何だえ?」
平蔵、もうこの言葉で喉が鳴り出しそうである。

三次郎は座りながら
「棒手振り(ぼてふり)の六助さんが持ち込みまして、
久しぶりに雉料理をと想っておりましたところへ長谷川様が・・・・」
とこれも又嬉しそうに。

「おいおい 雉料理とはこいつぁ朝から精が出そうではないか、なぁ彦!」
と彦十の顔を見る。

「へへへへ」もう彦十は腹の中に収めた気分で口を拭う。

「やれやれ・・・・・」三次郎はため息をつく。

「まぁ良いではないか、でそいつはどんな料理になるんだえ?」と興味津々

「へい キジの腸を清水で綺麗にしごき、叩いてすりつぶし、
味噌、酒を加えてから、きつね色になるまで炒ります。
これを青腸(青勝ち)と呼びます。

こいつを出汁にしまして小ブツ切りにしたキジ肉や、
ごぼうなど季節の野菜を入れて汁にします、
出来上がったものに刻みネギを入れて頂きます」

「おう こいつは又趣向が替わって、いやぁなかなか・・・・・
んっ!旨ぇ!!おい三次郎、こいつぁ又・・・・・・
嗚呼いかん!またしても五鉄の看板が増えて足止めになりそうだわははははは、
おい彦!こいつを白飯にぶっ掛けて食うと元気が出るぜぇ、
さっきの話じゃぁねぇが、お前ぇ白粉臭え脂女のもとへご出陣と・・・・・
行けるかも知れねぇぜぇ。わっはっは」

その夕方平蔵はいつもの様に両国橋を渡り、
神田川を右に見ながら柳原土手をゆらりと柳森稲荷に差し掛かった時、
稲荷社の鳥居の前で何やら揉みあっているような気配がした、

その後平蔵の方へ駆け出す足音が聞こえ、
土手を駆け上がった所で足音が止まったと思うと刃の打ち合う音がし、
ぎゃ~っ と 言う悲鳴とともにうめき声がした、平蔵急いで駆けつけつつ、

「火付盗賊改方である」と呼ばわった。

その言葉を聞いてバタバタと逃げ出した数名の侍と思しき人影。

「おい しっかり致せ!」
見ると胸を突かれ、胴の方もかなりの出血が認められる、
(こいつぁいかん)平蔵は男を抱え起し
「一体何があった!」
と叫んだが、ほとんど聞き取れない。

「何ぃ!」弱々しい声を耳元を近づけると「たぬき・・・・」と残して絶命した。

「おい しっかり致せ!」
平蔵、その先を望んだが、すでに息を引き取っていた。
通りかかりのものを呼び、大八車を持ってこさせ、遺体を乗せ近くの番屋まで運ばせた。
その様子を遠くから認めるいくつかの視線を平蔵は背に感じながら番屋の中に入った。
(たぬき・・・・)はて・・・・・

見れば身なりはひっつめの髪に質素な服装である。
(浪人と呼ぶにはすさんだものを感じない)うむ・・・・・・

番屋で本日の番太郎が茶を出してきた。

「おう すまぬ、手を煩わすなぁ」
そう言いつつ骸をゆっくりと検分していた。

たぬきとは、はて・・・・・一体何を意味しておるのであろう?
平蔵はその番太郎に

「わしは火付盗賊改方長谷川平蔵じゃ、
遅くにすまぬがひとっ走り清水御門前の火付盗賊改方役宅まで
知らせに走ってはくれまいか、それまでわしはここで待っておる、
そう伝えてくれれば良い」と小者を走らせた。

一時ほど後に与力の小林金弥・同心小柳安五郎・同心沢田小平次が駆けつけた。

「お頭!これはまた・・・・・」

「おお!遅くにご苦労、すまねぇがこいつを役宅まで運んでくれ、
そこに大八車を用意させてある」
そういって、共に清水御門前の火付盗賊改方役宅に運び込んだ。

当然影のように微行する気配を引き連れてである。

「お頭!」それに気づいて沢田小平次が平蔵に寄ってきた。

「うむ、判っておる、柳森稲荷境内からずっと糞のようにへばりついておる」
こうして夜を徹してこの亡骸を徹底的に調べ直した。

だが、何かを明かすようなものは何一つ発見されず、
無言の証人は町奉行の手に委ねることとなった。

だが、その昼過ぎ、柳森稲荷八ツ路ケ原の番屋が何者かに襲われ
番太郎が殺害されたと平蔵のもとにも知らせがあった。

「しまったぁ 奴らめ番太郎を襲ったかぁ、こいつぁぬかった!」

平蔵が番屋に骸を運び込んだのを見ていたことは判っていたが、
その時当番であった番太郎が狙われたのである。

「おそらくわしがあの骸を運び込んだ際、
あの親父も何かを聞いたと想われたに違ぇねぇ、不覚であった!」
平蔵は番をしていたばかりにとばっちりを受けた町衆の
酷い殺し方に胸が煮えたぎる思いであった。

「村松!その番太郎の居所と名前ぇを聞いて、香典を頼む」
そう言って懐紙を出し金子を包んで村松忠之進に手渡した。

「それにしても(たぬき)とは何の意味でございましょう」
佐嶋忠介が首を傾げる。

「うむ 今のところわしにも皆目見当がつかぬ・・・・さて困ったものよ」

その夕刻、神田川の船宿(きふね)の志留古保之(しるこぼし=小さめの屋形船)
の榜人(せんどう)和助が、船を出そうとして、
その竿先に死体が引っかかていたと届け出があった。

当番の南町奉行所で検死の結果(左腕にサの刺青を認む、
所持品無し、物取の仕業か、年齢五十前後身元不明)とのこと。
 
無論この事件は平蔵には届いていない。

その二日後、清水御門前の火付盗賊改方を出た平蔵の後を
密かに尾行する気配を感じつつ、もう一度現場に戻ってみようと柳原土手に向かった。

柳森神社の土手を下り、鳥居をくぐって柳森神社拝殿に差し掛かった時、
不意に殺気が散った。

(仕掛けてくるな!)平蔵油断なく網代笠の下から眼を左右に配る・・・・・

拝殿の角から無言で激しい太刀風が平蔵に襲いかかってきた。

それを見切って体を左に開き初太刀を躱した、
その一瞬背後から次の気配がかぶさるように襲いかかる。

飛び下がって塀を背に刀の鯉口を切る、
無言の重圧がひしひしと平蔵を追い詰めてくる。

平蔵ゆっくりと草履を脱ぎながら前方に一番鋭い気配に気を飛ばす。

「やっ!!」
強い気迫が平蔵に襲い掛かる。

一瞬その影が平蔵を包み込んだ、
その刹那平蔵の抜き放った一撃は相手の右腕を切り落としていた。

「ぎゃっ!」悲鳴が上がって平蔵の目の前に刀を掴んだままの右腕が転がった。

「まだやるか!」
平蔵が押し殺した声で残る三名の方に切っ先を向け直した。

「・・・・・・・引けい!」けが人を抱えるように逃げ去る後を、
(隠忍か・・・・)平蔵はそうつぶやきながら血を拭い鞘に収めた。

だが襲撃はこれで終わらなかった。

数日後いつものように清水御門前の火付盗賊改方を出て、
のんびりと久しぶりに本所の役宅に戻ろうと、通り道となっている柳原土手を進んでいた。
見上げる空はどこでも蒼く土手の柳は爽やかな翠に輝き、
来る季節を待ち焦がれたかのように涼やかにさえ想えた。

青々とした若葉の香りが風に乗って心地よく懐に潜り込む。

(うむ 良い季節だ)平蔵の気持ちも少しは和み本所までの道中を楽しもうと想った。

(・・・・・・おい またかぁ)平蔵の背後から冷たい視線が背に刺さってきた。

(ここはまずい、人通りがありすぎる)
平蔵は静かにその気配を誘いこむように柳土手を下がり始めた、
その動きを読んだか平蔵の背後から網代笠を一刀両断に切り下げてきた。

一瞬身を躱した平蔵の右肩をかすめて太刀風が前に泳いだ。
平蔵はゆっくりと刀を抜いた・・・・・・

「ほう 御留流(新陰流)とは・・・・・
過日の者とは違うようだのう、太刀筋に殺気が薄い、
わしを火付盗賊改方長谷川平蔵と知っての狼藉か!?」
と静かに片手で網代笠を外した。

「ううんっ!火付盗賊と!」

「左様火付盗賊改方長谷川平蔵!」
と再び名乗った。

「ご無礼を!」
と相手は刀を背に回し片膝ついた。

「身共は徒目付島崎正吾と申します」
と手をつき名乗った。

「なんと徒目付とな!で、その徒目付が一体わしに何のようじゃ、
なぜ襲いかかった、申してみよ」
と刀を収めながら油断なく刺客の顔を見た。

「されば・・過日長谷川様が柳原土手にて遭遇いたしし者は、
身共が配下の隠密廻にございます」

「なんと 地回り御用の・・・・・」

「はい左様でございます、ところで長谷川様にその者が何か言伝など・・・・・」

「うむ、そこ元が仕えし大目付はどなたでござろう」
平蔵疑ってかからねば事の重大性から見ても簡単に信じるわけにはいかなかった。

「身共が上司は大目付池田筑後守様にございます」

「あい判った!筑後守様は身共をよく存じておられる、
さればそのものが言い残せし言葉をお伝え申そう」
そう言って(たぬき)と言い残したことを伝えた.。

「たぬき・・・・・・たぬきでございますか?」

「わしにはよく判らぬが、そこもとなればお判りかも知れぬな」

「いえ、 私にも一向に心当たりがござりませぬ、
しかし、この寺本以蔵が探っておりましたるものは
金座総元締め後藤庄三郎でございます」

「何と金座の御用金匠後藤屋敷・・ほう こいつはまた、
で それをいかように読み解かれる?」

「おそらくこのたぬきが何かを明かす物の・・・・・・」

「はて・・・・・わしが柳原土手にて出会ぅたおり
稲荷の奥のほうで斬り合いがあり、土手にて出くわせ致した。

「えっ!実は過日神田川の船宿(きふね)の
志留古保之(しるこぼし=小型の屋形船)の榜人(せんどう)和助が、
船を出そうとして、その竿先に死体が引っかかっていたと届け出がござりました、

その男を手前どもで調べましたる所、元は日本橋金吹町の錺職人定八、
博打が元で殺傷事件を起こし十年前に佐渡送りとなっておりました。

定八は水替人足として送られましたが元は錺職人、
それを見て取った後藤配下の者が佐渡金山後藤役所内にて極印打ちをさせておりました。

その後年季明けで江戸に舞い戻っておりましたところを
後藤屋敷に拉致された模様、それを見共が配下の隠密廻同心寺本以蔵が見つけ出し、
後藤屋敷からこれを密かに脱出させました。

その後定八と寺本以蔵が落ち合う場所を定め、
証拠となるものを持ちだした模様。

その後寺本以蔵からの連絡が途絶え、
身共が調べを進めた結果この両名を後藤屋敷の隠忍が追っていることが判明いたしました」。

「やっ それで判った!わしを二度も襲ったのはそ奴らであろう、
ただの無頼じゃぁねぇことは太刀筋からも相当な手練であったことからも伺える」。

「その隠忍共を追っておりまして・・・・・」

「わしにぶつかったと言うわけだな」
平蔵、合点がいったふうに島崎正吾の顔を見た。

「はい まことその通りにございます」

後藤屋敷では折れ、欠け、摩耗などによる軽目金が多くなり、
これを補修する本直しと呼ばれる足し金が行われております。

後藤庄三郎は鋳造時に外金の鉛丹や錫を混ぜ込み両目を揃え、
余剰金を蓄えたフシがあり、それを探るために隠密廻が潜入いたしておりました。

その本直し作業を定八が受け持っておりましたようにございます。

その証拠の品と生き証人の身柄を拘束保護するのが寺本以蔵の御役目でございました。

その寺本も証人の定八も消された今、もう打つ手は潰えたのでございます」。
無念そうな島崎正吾の声を制して平蔵

「待て待て この二名とも柳森神社傍での襲撃とあらば、
そこで二人が逢うたとも考えられよう。
恐らくは奴らが定八を追い詰め、
それによりすでに証拠の品が隠密に渡った事を知り、こいつを殺害、
そのあと寺本以蔵を追ったと考えれば辻褄も揃うではないか。

だとするならば、先ほどの最後の言葉(たぬき)こいつぁは、・・・・・・
柳森稲荷は鬼門除けがおたぬきさまではないか?」
平蔵やっと喉の小骨が取れた思いである。

「まさに!では早速その場所を・・・・・」

こうして後藤庄三郎 金座後藤屋敷内での 
金目一部横領発覚の罪で長蟄居が下ったのはまもなくのことであった。

「なぁ佐嶋・・事の起こりは伊三次からのちょいとした世間話、
だがこいつが柳森神社で傍と隠密廻との遭遇で一つにつながった。

その結果池田筑前守さまのくびきをほどくことになった。

何一つつながりも無ぇと思っていたものが時という出汁を加えるとどうだい!
旨ぇ料理に変わっちまう妙なもんだなぁ、

人は意図しておるわけではないが、
時はそれを知っておるかのごとくこうして日盛りの前にさらけ出してみせる。

俺もそちも、お天道さまから見りゃぁ
将棋の駒の一つに過ぎねぇんだろうなぁ、ははははは」

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